雇用と人財育成

全世界の社員が生き生きと個性を発揮し活躍できる世界
"World of Opportunities" の実現を通じて、グループ企業価値の向上を目指します。

人財戦略

当社グループが新中期経営計画で掲げるビジョンを達成するためには、その担い手であり、最大の資産である「人財」の価値を最大限引き上げることが不可欠です。この実現に向けて、全世界のグループ各社の人事部門が議論を重ね、グループとして4つの重点分野、「キャリア・ディベロップメント」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「ヘルス&ウェルビーイング」「ソーシャル・レスポンシビリティ」を定め、"World of Opportunities"の実現に取り組みました。

これらの取組みを真摯に進めることで、一人当たりの生産性を改善し、多様な人財の登用促進と併せて人財価値の向上につなげることを目指しています。2020年度の従業員満足度調査の結果は3.75と前年度を大きく上回りました。各取組みについての社員の受け止めはポジティブである一方、2020年12月に公表した第一生命の元社員による金銭の不正取得事案の直後に行った社員アンケートでは、企業風土や企業体質に対する批判の声が多く寄せられました。
経営としてはこれを真摯に受けとめ、全役員による緊急合宿を開催し、全社員と全役員によるタウンホールミーティングを2021年5月から合計56回実施しました。今後、社員の声を受けた行動変革を着実に積み上げ、その結果を社員エンゲージメント指数として計測することで改善に向けたサイクルを回していきます。また、グローバルレベルでのグループEVP(従業員価値提案)への取組み拡大を進めることで、グループ社員エンゲージメントの向上に努めてまいります。

従業員満足度調査(総合指標)

グループ人財マネジメントに関する考え方

第一生命グループは、お客さま本位(お客さま第一)を経営の基本理念に据え、"一生涯のパートナー"をミッションに掲げています。これに基づき、私たちは、それぞれの地域で、人々の安心で豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献することを第一に考えています。
私たちの強みは人財にあります。全世界の社員一人ひとりが、お客さまに安心で豊かな暮らしをお届けし、グループ事業の発展に貢献する。この弛まぬ努力によって、はじめて、私たちはミッションを実現することができると考えています。
私たちは、グループ各社の独自性を理解し尊重するとともに、ベスト・プラクティスや知見を共有し、共に前進する道を描くことで、グループ人財マネジメントの重点分野に全力で取り組んでいます。
この重点分野は、「キャリア開発」、「多様性と包摂」、「健康と幸せ」、「社会的責任」の4つから成り、私たちはこれらを強く推進していきます。
そのために、多様性を受け入れwell-beingを高める包摂的で支援の行き届いた環境で学び、成長し、キャリア形成する機会をグループ社員に提供します。
こうした取組みを通じて、私たち第一生命グループは、"World of Opportunities"を実現します。

人財戦略による企業価値の向上

企業が長期的に競争優位性を維持し、持続的に企業価値を高めていくためには、土台となる「人財」への戦略的な投資が欠かせません。当社グループでは、さまざまな人財戦略上の取組みを通じ、協働・共創を促進する組織風土の醸成と、人財力やリテンションの向上などによる人財価値の向上を推進しており、社員のwell-beingとエンゲージメント向上の実現に取り組んでいます。これにより、お客さまや社会などステークホルダーからの信頼を高め、ひいては企業価値の向上につなげていくことを目指しています。

人財戦略による企業価値の向上

キャリア・ディベロップメント(能力開発・生産性向上)

第一生命では、社員一人ひとりが個人の能力を最大限活かし、伸ばすことを目指した人事制度改定を実施しました。新たに策定した「人財育成ロードマップ」に基づき、1 for 1やキャリアデザイン研修などを通じて、ポテンシャルを最大化することを目指しています。また、Dai-ichi-life Net Collegeを拡大し、学びの機会を広げるとともに、CX・DXなどの事業戦略に連動した研修機会の提供や指導者層のマネジメント能力向上などを目指した投資に着手しました。加えて、生産性向上を促進するために、ビジネスモデル変革を通じた既存業務の効率化を推進するとともに、ITの活用や社内外副業の解禁など、キャリアチャレンジ機会の拡充を軸に、時間や場所にとらわれない新しい働き方への変革を進めました。

人財育成関連費用の推移

グループ中核会社の第一生命での取組みはリンク先をご覧ください
第一生命ホームページ(グループ中核会社の第一生命での取組み) 新規ウィンドウで開きます

TOPIC~社外副業~

副業を通じて得た知識やノウハウは本業でのマネジメントにも活かされています

第一生命 生涯設計教育部 アシスタントマネージャー 齋藤 蓉平 第一生命 生涯設計教育部
アシスタントマネージャー
齋藤 蓉平

2017年11月に第一生命に中途入社するまでは、フリーランスや自営業として仕事をしていた期間が長かったため、副業解禁が通達されてから1ヵ月ほどで副業を稼働させることができました。副業の内容は、デジタルマーケティングに関するコンサルティングをメインに、コンサルティングに伴うクリエイティブ制作やアプリケーション開発も行っています。
副業での自らがサービス提供者となる経験を通じて、コンサルティング企業やベンダー各位に対する理解が深まり、本業におけるよりスムーズなプロジェクトマネジメントにつながっていると感じています。また、第一生命という看板を外した自分が市場に何を提供できるのか、その結果どのような評価を受けるのかをダイレクトに感じることができ、本業とは種類の異なるやりがいを感じています。

ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)

ステークホルダーのニーズが多様化し変化の激しい時代にあって、社員構成の多様性を価値向上につなげなければ生き残っていくことはできないと認識しています。性別、採用形態、文化的背景など、多彩な価値観を持った人財が、経営の意思決定に影響を持つ世界を目指し、取組みを進めていきます。
取組みの詳細はリンク先をご覧ください

ダイバーシティ&インクルージョン

ヘルス&ウェルビーイング(健康と幸せ)

お客さまのwell-beingを提案していくうえで、その担い手である社員のwell-beingを高めることは不可欠です。「健康第一」アプリを活用したヘルスケアポイント制度、健康啓発セミナー、産業保健スタッフによるWeb面談での個別の健康支援などを通じて、社員の健康増進を積極的に支援しています。

ヘルスケアポイント制度登録者数

従業員の健康増進に向けた取組み

【グループ健康宣言・健康経営推進体制】

第一生命グループでは、2011年に「第一生命グループ健康宣言"いきいきダイイチ110"」を宣言し、2013年「第一生命グループ企業行動原則」に「健康増進」を追記するとともに、「健康増進基本方針」を制定しました。さらに、社長直轄の「DSR推進委員会」傘下に「ワーク・スマート専門委員会」を設置し、「健康経営」を推進し、PDCAをまわしています。

基本となる3つの柱

当社グループでは、健康通じて幸せな人生・QOL(Quality of Life:生活の質)の向上を目指すという「ヘルスプロモーション」の考え方を基本に、「重症化防止」「疾病予防」「メンタルヘルス対策」を柱に取組みを推進しています。

ヘルスプロモーションの3つの柱

これらの取組みが評価され、2015年に経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」に、2017年~2021年に「健康経営優良法人2021(大規模法人(ホワイト500)」に5年連続で選定されました。

「健康経営優良法人2021(大規模法人(ホワイト500)」

ソーシャル・レスポンシビリティ(社会課題解決への貢献)

第一生命では事業の一環として、地域イキイキプロジェクトなど、各地域の社会課題解決に向けた取り組みを推進しています。また、社員自身の自発的な取組みとして、副業による社会課題解決への貢献やQOL向上休暇※2の取得による社会貢献活動への取組みを奨励しています。
※2 社員のQOL向上への支援を目的とした休暇制度。ボランティアや自己啓発、不妊治療、人間ドックの受診など、幅広いケースで利用可能

地域イキイキプロジェクト

TOPICS!
~人事制度改定~

人事制度改定

第一生命グループは、株式会社化を機に、グローバル展開を加速するとともに国内3生保体制を構築するなど、この10年でビジネスフィールドが急拡大しています。経営環境が大きく、速く変化し、お客さまの価値観やマーケットの多様化が進むなかで、今後もお客さまや社会に選び続けていただくためには、最大の資産である「人財」の競争力を高めていくことが不可欠です。そこで、第一生命では、社員一人ひとりに行動変革を促すことでその活躍・成長を支援する仕組みとして、人事制度を抜本改定し、2020年7月から運用を開始しました。

人事制度改定のポイント

新たな制度では、これまで単一だった「職責グレード」を複線化し、知見や経験に秀でた社員を十分に処遇する体制としました。従来は、マネジメントを目指すキャリアプランに重きを置いていましたが、これに加えて、プレーヤーとして専門分野を高度に磨くことで活躍の場が広がるキャリア形成の道を用意しました。マネジメントと、その道の「プロ」が切磋琢磨し、それぞれの人財価値を高めていくような姿を目指しています。
また、人財育成の道標となる「人財育成ロードマップ」を作成しました。これは人財価値を「世の中基準」で高めていくために、「目指すべき人財像」を再定義し、具現化したものです。上司・部下の対話のなかで活用することで、社員一人ひとりに人財価値の向上を図る「チャレンジ」を促していきたいと考えています。
今回の人事制度改定を通じ、社員一人ひとりが自分らしく、力強く成長していく、そんな第一生命グループにしていきたいと思います。

専門分野の知見・経験を活かす職責グレード

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