社会貢献活動

グループ社会貢献取組方針

グループ社会貢献取組方針

制定 2016年10月1日
改正 2024年 4月 1日

第一生命グループは、一人ひとりのwell-beingの実現に向けた地域の社会課題解決に貢献することで、社会とともに持続的に成長することを目指します。

第一生命グループは、グループ社会貢献取組方針に基づき、グループ各社ならではのノウハウやリソースを活用して、独自の社会貢献取組を行い、社会貢献課題の解決に挑戦しています。
各テーマにおける各社の取組内容を一部ご紹介します。

健康とWell-being

「公益財団法人がんの子どもを
守る会」の活動支援
(第一生命・ネオファースト生命)

「公益財団法人がんの子どもを守る会」の活動支援

1968年に小児がんで子どもを亡くした親たちによって「小児がんが治る病気になってほしい」・「小児がんの子どもを持つ親を支援しよう」という趣旨のもと設立された「公益財団法人がんの子どもを守る会」の活動を支援しています。
本団体の事業の一部である、「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」や「病気の子どもとその家族のための滞在施設『アフラックペアレンツハウス』の運営事業」への寄付を継続的に行っています。

社内カフェでのドリンク購入を
通じた寄付活動
(第一フロンティア生命)

社内カフェでのドリンク購入を通じた寄付活動

第一フロンティア生命の西新橋本社(東京都港区)では、同社内にあるHELLO CAFE(第一生命の特例子会社である第一生命チャレンジドが運営)と共同し、ドリンク1杯に20円の寄付をプラスできる取組を実施しています。集まった寄付については、地域の福祉事業に役立ててほしいとの思いから港区社会福祉協議会にお贈りしています。

保健文化賞の主催
(第一生命)

保健文化賞の主催

本賞は1950年の創設以来、厚生労働省などの後援を得て毎年実施している、第一生命において最も長い歴史をもつ社会貢献活動です。生活習慣病対策・高齢者や障がい者への福祉・海外での医療や疾病対策など、その時代におけるさまざまな課題に継続的に取り組んでこられた団体・個人を顕彰しています。

小児肥満の改善と予防
(プロテクティブ)

小児肥満の改善と予防

プロテクティブライフ財団はアラバマ大学バーミングハム校のマイノリティ・ヘルス&ヘルス・エクイティ研究センターが提供する「Healthy Happy Kids」を支援しています。このプログラムは、他州に比べて小児肥満の割合が高いアラバマ州の子ども向けに実施している6週間の放課後プログラムで、適切な栄養バランスや活動的なライフスタイルが健康的な生活を送るためにどのように役立つかを教えています。例えば簡単で健康的なおやつの作り方を学んだり、バレーボール・縄跳び・フリスビーを通して運動の大切さも学びます。

メンタルヘルス向上への貢献
(TAL)

メンタルヘルス向上への貢献

TALでは、若年層のメンタルヘルス向上を支援するため、メンタルヘルスケア領域における研究や教育、イノベーションにおいて世界を牽引する団体「Orygen」と提携しています。
同団体とのパートナーシップを通じて、「Orygen」の思想とヘルスケアモデルに基づいた若年層とその家族の健康およびウェルビーイングを理解・支援することで、オーストラリア国内のメンタルヘルスに対する意識を高めることを目指しています。
2019年には、ビクトリア州サンシャインに「Orygen」のヘッドスペースセンターを設立するため、全国より募った7万ドルの資金を寄付しました。

アンコール小児病院への寄付
(第一生命カンボジア)

アンコール小児病院への寄付

第一生命カンボジアは、乳幼児へ質の高い医療を提供しているアンコール小児病院(AHC)を支援しており、これまでに2回、合計18,000米ドルの寄付を行いました。
この寄付金により、AHCは980人以上の母親に対して、食に関する正しい知識を身につけるための研修を実施することができました。
また、入院中の子どもたちの心身の健康をサポートするため、院内に新しい公園を設けることができました。
それ以来、病院で治療を受けている何百人もの子どもたちが、身体的にも精神的にも恩恵を受けています。

白内障患者への支援
(第一生命ベトナム)

白内障患者への支援

第一生命ベトナムでは、恵まれない白内障患者を回復させ、光をもたらす活動を継続的に支援しています。2022年にはホーチミン、ラムドン、キエンザン、テイニンの4省で恵まれない白内障患者1,500人のために6回のチャリティー眼科手術を支援しました。

地球環境問題への取組み

使用済みのオフィスチェアを
自然資源保護に寄付
(オーシャンライフ)

使用済みのオフィスチェアを自然資源保護に寄付

オーシャンライフは、自然保護に関わる政府部門への支援活動として、国土省、王立森林局、国境警備隊にオフィス備品を寄付しました。

気候変動問題解決のための
植林活動
(パニン・第一ライフ)

気候変動問題解決のための植林活動

パニン・第一ライフでは、「国際マングローブデー」に合わせて、現地の農業団体と共同で、ジャカルタ特別州都市公園林業局が管理しているパンタイ・インダ・カプック・マングローブのエコツーリズムエリアに1,000本のマングローブを植樹するプログラムを実施しています。パニン・第一ライフは、こうした生態系の改善を通じて、気候変動問題に取組んでいます。

水害被災者支援
(第一生命ベトナム)

水害被災者支援

第一生命ベトナムでは、水害被災者や恵まれない被災世帯への支援を引き続き行ってます。2022年には、伝染病や暴風雨、洪水により甚大な被害を受けた550世帯と2,100人以上の児童を対象に、お金や食料、生活必需品の支援を行いました。

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン

障がい者自立支援取組・古本
などを活用した寄付
(ネオファースト生命)

障がい者自立支援取組・古本などを活用した寄付

障がい者の支援事業社と協力し、福祉作業所にて障がい者の皆さんが手作りされているお菓子を社内で販売する出張販売会の取組を継続して実施し、障がい者の自立を支援しています。その他、ブックオフコーポレーション株式会社のプログラムを活用し、古本やDVD等の買取金額を「日本赤十字社」に寄付する取組みも行っています。

農園での障がい者雇用
(アセットマネジメントOne株式会社)

農園での障がい者雇用

就労機会に恵まれない地域在住の障がい者等への就業機会の提供を目的として「IBUKI柏ファーム」という農園に当社のスペースを開設しました。「IBUKI柏ファーム」では、一般就労が難しいとされている知的障がい、発達障がい、精神障がいの方を中心に社員として雇用し、ハーブ栽培を実施しています。

インクルーシブ出張授業
~障がい者と共に働く~
(第一生命チャレンジド株式会社)

インクルーシブ出張授業~障がい者と共に働く~

第一生命チャレンジドは、障がいのある人の就労について仕事内容、職場環境等に配慮した特例子会社です。多様な人々が共に生き、共に学ぶ「インクルーシブ教育」のため、全国の小学校・中学校・高等学校・大学・特別支援学校の生徒や学生を対象に、障がいに関する基礎知識や障がい者雇用に関する「インクルーシブ出張授業」を行っています。チャレンジドの取組や社員の体験談をお伝えすることで、インクルーシブな社会の実現に向けた理解促進の一助としていただいています。

自立した女性のための能力開発
研修の実施
(スター・ユニオン・第一ライフ)

自立した女性のための能力開発研修の実施

インドでは、女性が労働力のかなりの部分を占めていますが、労働力全体に占める女性の割合は減少しています。これは、女性労働力の雇用機会とスキル不足に起因しています。現在、インドの女性労働力の大部分は未熟練労働者であるため、スター・ユニオン・第一ライフは、KVK(農業センター)を通じて村のSHG(自助グループ)をつくり、女性たちに自立のためのスキルを身につけ、高収入の仕事に就くための訓練を提供しています。

アボリジニとトレス海峡諸島
コミュニティへの支援
(TAL)

アボリジニとトレス海峡諸島コミュニティへの支援

TALでは、社内外の様々なコミュニティにおいて、アボリジニとトレス海峡諸島民の文化に対する意識の向上に取り組んでおり、これらの人々の社会的不平等を解消することを目的とした団体であるNational Aboriginal Sporting Chance Academy(NASCA)と提携しています。
NASCAとのパートナーシップでは、アボリジニとトレス海峡諸島民が持続的にコミュニティを維持できるよう、熟練したボランティア活動を提供しており、2023年には、TALから38名のボランティアと10名のインターンシップ生が有意義なボランティア活動に参加しました。
これらの活動を通じて、NASCAが支援する若者における高等学校卒業資格の取得率95%という驚異的な数字を達成しました。

将来世代への教育支援

消費者教育・金融保険教育支援
(第一生命)

消費者教育・金融保険教育支援

すごろく形式のゲームを楽しみながら結婚・住宅購入等のライフイベント、病気・ケガ等のリスク、振り込め詐欺や架空請求といった消費者被害事例等、人生を疑似体験することができる「ライフサイクルゲームⅢ~生涯設計のススメ~」による消費者教育・金融保険教育支援を行っています。成年年齢の引き下げや高校における金融教育の必須化、消費者被害の様々な様相等、社会情勢の動向にも対応した内容となっており、公益財団法人消費者教育支援センターが主催する「消費者教育教材資料表彰」において2022年に優秀賞、2023年に理事長賞を受賞しました。全国の学校や自治体・民間企業等へ提供している他、社員による出張授業・研修も実施しています。

金融リテラシー教育支援
(第一フロンティア生命)

金融リテラシー教育支援

第一フロンティア生命では、円・ドルの交換といった為替要素も踏まえつつ、ライフイベントに応じたお金の収入・支出を通して、「お金の大切さ」や「金融基礎知識」を楽しみながら学ぶことができる「ライフシミュレーションゲーム Frontier World」による金融リテラシー教育の支援を行っています。ボードゲーム版とPC(WEB)版を参加者の目的・場面に応じて選択し、全国の自治体、教育機関などと協働で開催するセミナーや全国の小中学校から高校・大学への出張授業で広く活用いただいています。これまでの取組みにより、文部科学省主催の「青少年の体験活動推進企業表彰」において、2021年度に「審査委員会優秀賞」、2022年度に「審査委員会優秀賞」と「特別賞(スペシャルニーズ賞)」を受賞しました。

子どもを対象にした
デジタル体験イベントや出張授業
(第一生命テクノクロス株式会社)

子どもを対象にしたデジタル体験イベントや出張授業

デジタル・テクノロジーを活かした社会貢献活動へ積極的に取り組んでおり、お子様を対象にしたデジタル体験イベントや小学校への出張授業を行っています。都内の小学校では、高学年を対象にmicro:bit(プログラミング教育用として開発された小型コンピュータボード)を使った特別授業を実施し、デジタルを通じて自ら学ぶことの楽しさを実感いただくことができました。

未就学児の認知発達を改善
(プロテクティブ)

未就学児の認知発達を改善

プロテクティブライフ財団は、生後4カ月から4歳までの未就学児の認知発達を改善するプログラム「Birmingham Talks」を支援しています。このプログラムは、データによって実証済みのテクノロジーとコーチングに基づくプログラムで、未就学の子どもたちに刺激を与え、将来の学業での成功を大幅に向上させることに寄与します。

児童養育施設への支援
(第一生命ミャンマー)

児童養育施設への支援

第一生命ミャンマーでは、「ジャパンハート」が運営する児童養育施設「ドリームトレイン」を支援しており、子どもたちのウェルビーイング向上のために物資を寄付するとともに、プログラミングの授業を提供するなど、子供たちがより良い教育を受けられるよう支援を行っています。

村の学校インフラの改善
(スター・ユニオン・第一ライフ)

村の学校インフラの改善

スター・ユニオン・第一ライフは、識字率低下の原因の一つである農村部の学校インフラの改善に取り組んでいます。地元の公立学校への太陽光発電システムの設置、井戸の補修、校庭の壁の建設など、学習環境の改善を支援しました。これらの活動により、公立学校への需要が高まり、恵まれない生徒が教育を受けやすくなりました。

Banqerへの技術提供と寄付
(パートナーズ・ライフ)

Banqerへの技術提供と寄付

パートナーズ・ライフは、小・中学生の金融に関する理解と発達を支援するために、Banqer(学生の金融リテラシー向上をミッションとするスタートアップ)の生命保険と健康保険の教育プラットフォームである「Banqer High」の開発に技術的専門知識を提供しました。
また、より多くのニュージーランドの学生がこのリソースを活用できるように、Banqerに資金を寄付しました。

地域社会とのつながり

青森県との「動物愛護に関する
連携協定」締結・官民連携取組
(アイペット損害保険株式会社)

青森県との「動物愛護に関する連携協定」締結・官民連携取組

「ペットと⼈とが共に健やかに暮らせる社会をつくる」経営理念のもと、青森県の掲げる方針「人と動物が共生する社会の実現」に共感し、2019年より動物愛護に関する連携協定を締結しています。防災対策を目的とした、県民と共に作成をする「ペットと安全に避難するためのペット同伴避難所情報マップ」の企画運営や、青森県動物愛護センターでのアイペット社員による研修・ボランティア活動を通じて、動物福祉・愛護の活動への理解を深めています。

「おむつ替えスペース・授乳室」の
無償提供
(アセットガーディアン株式会社)

「おむつ替えスペース・授乳室」の無償提供

運営を行っている保険相談ショップ「保険deあんしん館」の店舗内には、保険のご相談に関係なく、いつでもどなたでも無料でお使いいただける「授乳・おむつ替えスペース」をご用意しています。小さなお子様を連れた方が安心してお出かけできるよう、「授乳・おむつ替えスペース」には、おむつやおしりふきも無料で提供しています。

地域団体を通じた貢献活動
(オー・エム・ビル管理株式会社)

地域団体を通じた貢献活動

当社の本社ビルは大阪のメインストリートである御堂筋に面しているため、「NPO法人 御堂筋・長堀21世紀の会」「御堂筋沿道地権者連絡協議会」「地区整備協会」に参加し、メンバーの1社として地域団体との親密化や具体的な街づくり協議会へ参画しています。各種イベントやプロジェクトの実施を通して、街の賑わいづくりに貢献しています。

テナント保育園との花育活動
(株式会社第一ビルディング)

テナント保育園との花育活動

管理物件の公開空地にて、ビルのテナントとして入居している保育園の園児による花の植栽を行っています。「花や緑に親しみ、育てる機会をとおして、子供たちが優しさや美しさを感じる気持ちをはぐくむ」という「花育」の考えに共感し、保育園の室内では経験することが難しい植栽の機会提供を始めました。廃棄木材を利用した特殊な培地を活用することで環境にも配慮しています。

子ども向けサバイバル水泳教室
(オーシャンライフ)

子ども向けサバイバル水泳教室

オーシャンライフはボランティアのスイミングコーチと共にチェンマイ地域の200人の子どもを対象に、サバイバル・スイミング教室を開催しました。子どもたちは、このプログラムを通じて、水難事故などに遭遇した際の安全確保、命を守る行動・方法について学びました。

文化・芸術

VOCA展への特別協賛
(第一生命)

VOCA展への特別協賛

平面美術の領域で国際的に通用する将来性のある40歳以下の若手作家の育成・支援を目的に、上野の森美術館にて開催されている「VOCA展」に第1回(1994年)より特別協賛しています。過去にはNerhol、蜷川実花らが受賞しており、若手作家の登竜門として高く評価されています。

VOCA展受賞作家への支援
(第一生命)

VOCA展受賞作家への支援

所蔵しているVOCA賞(大賞)等受賞作品を、日比谷本社の1階ロビーや「第一生命ギャラリー」で定期的に公開しています。さらに、同ギャラリーにて受賞作家の個展を開催し、受賞後の制作活動を発表する場を提供することで継続した支援を行っています。

認定NPO法人トリトン・
アーツ・ネットワークへの支援
(第一生命)

認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークへの支援

第一生命ホール(東京・晴海)を拠点として活動する認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークを支援しています。
同法人は、ホールでの音楽公演の企画運営、日ごろ音楽ホールに来場しにくい子ども達や福祉施設の方々に良質な音楽をお届けするアウトリーチ活動などを実施しています。

ザルツブルク・国際モーツァル
テウム財団との文化事業
(第一生命)

ザルツブルク・国際モーツァルテウム財団との文化事業

当社は、90周年事業として作曲家モーツァルトの住家復元事業への支援を行ったことをきっかけとして、モーツァルトの原資料収集や学術研究で世界的に知られるザルツブルク・国際モーツァルテウム財団との友好関係を築いています。国際モーツァルテウム財団の来日コンサート・コレクション展の開催や、生前モーツァルトが実際に愛用したヴァイオリンの演奏体験など、さまざまなモーツァルト・コラボレーションイベントを開催しています。

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