第一生命グループは、環境が変化し、価値観が多様化する中で、当社グループが目指す新たな未来への指針として、グループパーパス(グループの社会における存在意義)とバリューズ(大切にする価値観)を策定しました。
それを受け、グループパーパスの目指す世界の実現に向けて、グループ一丸となってこれまで以上にサステナビリティ取組みを推進していきたいという私たちの思いを、グループサステナビリティ宣言として定めました。
グループサステナビリティ宣言
第一生命グループでは、「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」をパーパスに掲げています。
わたしたちにとってサステナビリティとは、持続可能な環境・社会のなかで現代世代・将来世代のあらゆる人びとのWell-beingが実現することです。
そしてわたしたちにとってサステナビリティ取組とは、優先的に取り組む重要な社会課題に基づく事業の実践を通じて社会価値と経済価値を共に生み出していく取組みです。わたしたちがそういった価値を生み出していくことが、わたしたちのパーパスで描く世界につながると考えています。
わたしたちは1902年の創業以来、生命保険業を軸にしてお客さまの一生涯に寄り添うという想いを大切にしてきました。
同時に、各国における生命保険の普及や発展に貢献するとともに、社会課題の解決に取り組んできました。
今日ではその想いをグループの社員みなが受け継ぎ、さまざまな環境の変化にプロアクティブに適応しながら、生命保険業にとどまらない事業や提供価値の拡大に取り組んでいます。
わたしたちはこれからも、あらゆるステークホルダーのみなさまに寄り添い、わたしたちが持つ社会的な使命を安定的に果たし続けられるよう、わたしたち自身のビジネスの持続可能性を高めてまいります。
そしてそれを基盤にしてグループ一丸となってサステナビリティ取組を着実に実行し、パーパスで描く世界の実現を目指してまいります。
わたしたちは、グループ全体でのサステナビリティ取組を促進するために、重要なテーマ取組みについてはグループ横断的な方針を定めています。
わたしたちは、地球環境と生物多様性の保全および循環型社会の構築を企業の社会的な責任と捉え、グループ一丸となって環境負荷低減等を通した自然資本の充実と、それによる持続的な社会の発展に貢献するためにグループ環境取組方針を定めています。特に気候変動課題に対しては、エネルギー効率を高め、温室効果ガスの排出量の削減を着実に進めることで、その解決への貢献のための取組みを推進します。
わたしたちは、国際社会の人権尊重に関する動向をいち早く掴むとともに、人権に関わる原則・イニシアチブ・ガイドラインを正しく理解し、あらゆる場において常に相手を思いやる心を持って行動できる従業員の育成に努めています。人間の幸せを追求した「人権尊重」という価値観に根ざした企業となることを目指し、第一生命グループ人権方針を定めています。
わたしたちは、グループ各社ならではのノウハウやリソースを活用して、独自の社会貢献取組を行い、社会貢献課題の解決に挑戦しています。この実現のための基本的な方針として、グループ社会貢献取組方針を定めています。
制定 2025年4月1日
また、今回制定したパーパスを基点として、2030年に当社グループが目指す姿を実現していくために、当社グループが優先的に取り組んでいく重要課題を「コア・マテリアリティ」として新たに策定しました。当社グループは、事業を通じた社会的価値の創造に取り組むことで、現世代・将来世代のwell-beingの向上に貢献し、サステナブルな社会の実現と社会からの信頼・お客さまとの共感を通じた当社事業のサステナブルな成長を目指します。
