環境貢献活動(生物多様性に関する取組み等)

環境保護・生物多様性の保全に資する第一生命グループの社会貢献活動

自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムへの参画

TNFDは、2019年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で着想され、2021年6月に正式に発足した、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を目指す国際イニシアティブです。
第一生命ホールディングスはTNFDの理念に賛同し、2022年10月に、その活動をサポートするTNFDフォーラムへ参画しました。

「都市の緑3表彰」の特別協賛

グループ中核会社の第一生命では、緑豊かな都市環境やコミュニティづくりを通して地域の皆さまのQOL(Quality of Life)向上に貢献したいと考え、1990年より、「都市の緑3表彰」(緑の環境プラン大賞、緑の都市賞、屋上・壁面緑化技術コンクール)を支援しています。本賞は、国連が提唱しているSDGsの実現につながるものであり、人と自然が共生する街づくりだけでなく、植樹による気候変動への貢献や生物多様性の保全にも寄与しています。

「第一生命の森」での植林活動

グループ中核会社の第一生命では、森林保全団体more treesの協力のもと、2022年6月11日に北海道足寄町の皆さんと行った植樹イベントを皮切りに、「第一生命の森」づくりを本格スタート。植樹に先立って「協働宣言式」を行い、第一生命、足寄町、more treesの3者で、地球の未来のために協力して「第一生命の森」づくりに取り組んでいくことを宣言しました。
足寄町の小中学生やそのご家族を中心に約70名が参加したイベントでは、ミズナラの苗木を1haほど植樹。参加者からは、「苗木が大きく育ち、自然豊かな森になるのが楽しみ(小学生)」「子供たちや地球の未来のために、できることはすべてやりたい(40代男性)」といった声が聞かれました。イベント後には、北海道産の木材を使用した木工ワークショップ(スプーンづくり)が開催され、参加者間で交流が深められました。
第一生命は、「第一生命の森」づくりと併せて、足寄町を含む北海道内4町の森林から生み出されたCO2オフセット・クレジットの購入も行い、森林保全、さらには生物多様性の保全も進めていきます。

「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」へ参画し、プラスチック資源循環を促進

グループ中核会社の第一生命では2022年6月より、株式会社Nature Innovation Groupが提供する日本初の本格的な傘のシェアリングサービス「アイカサ」を活用して“使い捨て傘ゼロ”を目指す「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」に参画しています。
第一生命では、「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」への参画にあたり、オリジナルデザインの傘を作成。取り組みを加速させていくために、東京・名古屋・大阪の6拠点に第一生命のアイカサオリジナルスタンドを設置しました(アイカサのサービスは当社のオリジナルスタンド以外も利用可能)。

環境イベント「プラスチックレスチャレンジ」

2022年3月、プラスチックごみの削減に向けたグループ横断的な環境イベント「ECOnnect(エコネクト)プラスチックレスチャレンジ」を開催しました。マイボトル・マイバックの写真など、各自の取組みを社内の専用サイトに投稿・共有することで、従業員の環境意識醸成・行動変容を促進しました。最終的には、日本だけでなく世界中のグループ会社18社が参加しました。

「dl.café」でのプラスチックごみ削減取組

第一生命チャレンジドが運営する第一生命本社内にあるカフェ「dl.café」では、近年世界的な問題となっているプラスチックごみの削減に向けて、2019年6月に紙製ストローを導入しました。お客さまアンケートでの意見等をもとに改善を検討し、現在は、生分解性ストロー、紙製カップ、バイオマスレジ袋を利用しています。
今後も、地球環境保護や循環型社会の構築を企業の社会的な責任と捉え、グループ一丸となって環境保護・保全と環境負荷低減に取り組んでいきます。

自然資本の持続可能性の確保に向けた投融資の推進

グループ中核会社の第一生命では、水資源の確保をはじめとする、社会課題の解決に資する資産への投融資を通じて、社会へのポジティブ・インパクトの創出に取り組んでいます。

投資テーマ 主なESGテーマ型投資事例
6.安全な水とトイレを世界中に

安全な水・衛生

12.つくる責任つかう責任

持続可能な消費・生産

14.海の豊かさを守ろう

海洋資源の保全

15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保全

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