セグメント別経常収益 構成比

① 国内保険事業
国内保険事業における経常収益は、第一生命において、国内株式の売却に伴う有価証券売却益の増加等により資産運用収益が増加したこと等を主な要因として、前年同期に比べて830億円増加し、4兆4,203億円(前年同期比1.9%増)となりました。
セグメント利益は、上記の要因に加え、第一フロンティア生命において、お客さまが設定する目標金額に到達したことに伴って解約となる契約が増加したことによって責任準備金繰入額が大幅に減少したこと等を主な要因として、前年同期に比べて1,100億円増加し、2,845億円(同63.1%増)となりました。
② 海外保険事業
海外保険事業における経常収益は、Protective Life Corporation(前中間会計期間は、2023年1月1日から2023年6月30日までであり、当中間会計期間は2024年1月1日から2024年6月30日までであります。)において、金融市場環境の変化等を受けた運用利回りの改善に伴い利息及び配当金等収入が増加したことに加え、為替市場が円安へ進行したことに伴い為替差益が発生したこと等を主な要因として、前年同期に比べて3,003億円増加し、1兆9,216億円(前年同期比18.5%増)となりました。
この結果、セグメント利益は、前年同期に比べて124億円増加し、989億円のセグメント利益(同14.4%増)となりました。
③ その他事業
その他事業においては、第一生命、TAL Dai-ichi Life Australia Pty Ltd等、当社グループ会社からの配当金収入が増加したこと等により、経常収益は前年同期に比べて601億円増加し、2,696億円(前年同期比28.7%増)となり、セグメント利益は前年同期に比べて331億円増加し、2,295億円(同16.9%増)となりました。