セグメント別経常収益 構成比

① 国内保険事業
国内保険事業における経常収益は、第一フロンティア生命において、海外金利の低下の影響によって販売量が一服したことに伴い保険料収入が減少したこと等を主な要因として、前連結会計年度に比べて6,990億円減少し、8兆838億円(前期比8.0%減)となりました。
セグメント利益は、第一生命において、金利上昇や良好な金融市場環境に支えられ利息及び配当金収入が増加したこと等を主な要因として、前連結会計年度に比べて1,775億円増加し、5,845億円(同43.6%増)となりました。
② 海外保険事業
海外保険事業における経常収益は、プロテクティブにおいて、前年同期と比べて為替市場が円安に進行したことや良好な金融市場環境に支えられ利息及び配当金収入が増加したことによって資産運用収益が増加したこと等を主な要因として、前連結会計年度に比べて5,192億円増加し、3兆6,690億円(前期比16.5%増)となりました。
セグメント利益は、プロテクティブにおいて、前年度において計上した債券評価損及び米金融機関の破綻に伴う損失が剥落したこと等を主な要因として、前連結会計年度に比べて557億円増加し、1,831億円(同43.7%増)となりました。
③ その他事業
その他事業においては、第一生命やTAL等のグループ会社からの配当金収入が増加したことに加え、当連結会計年度より子会社となったベネフィット・ワンの収益貢献を主な要因として、経常収益は前連結会計年度に比べて1,036億円増加し、3,305億円(前期比45.7%増)となりました。また、セグメント利益は、前連結会計年度に比べて217億円増加し、2,210億円(同10.9%増)となりました。