セグメント情報

セグメント別経常収益 構成比

セグメント別経常収益 構成比

① 国内保険事業

国内保険事業における経常収益は、第一フロンティア生命保険株式会社において、前期より海外金利の上昇基調を受けて販売好調が続いている外貨建保険に加え、円建指数連動型年金も販売が好調に推移したこと等により保険料等収入が増加したものの、第一生命保険株式会社において、為替ヘッジ付外貨建債券の残高削減に伴い利息・配当金等収入が減少したことや、第一フロンティア生命保険株式会社において、前年同期におけるDai-ichi Life Reinsurance Bermuda Ltd.への既契約ブロック出再に伴う責任準備金戻入という増収の一過性要因が剥落したこと等を主な要因として、前年同期に比べて233億円減少し、6兆3,277億円(前年同期比0.4%減)となりました。セグメント利益は、第一生命保険株式会社において、為替ヘッジ付外貨建債券の売却額の減少等に伴い有価証券売却損が縮小したこと、新型コロナウイルス関連の給付金支払いが減少したことや、第一フロンティア生命保険株式会社において、前年同期におけるお客さまが設定する目標金額に到達した契約の増加による解約返戻金の大幅な増加からの反動減が生じたこと等を主な要因として、前年同期に比べて275億円増加し、2,872億円(同10.6%増)となりました。

② 海外保険事業

海外保険事業における経常収益は、Protective Life Corporationにおいて、前年同期における金融市場環境の変化に伴う責任準備金戻入という増収の一過性要因が剥落したこと等を主な要因として、前年同期に比べて1,866億円減少し、2兆2,655億円(前年同期比7.6%減)となりました。セグメント利益は、TAL Dai-ichi Life Australia Pty Ltdにおいて2022年8月に買収完了したTAL Life Insurance Services Limited(旧Westpac Life Insurance Services Limited)の事業が好調に推移したこと、2022年11月に買収完了したニュージーランドのPartners GroupHoldings Limitedにおける利益貢献、Dai-ichi Life Reinsurance Bermuda Ltd.において、前年同期に比べ売買目的有価証券運用損益が改善されたこと等を主な要因として、前年同期に比べて575億円増加し、833億円(同223.5%増)となりました。

③ その他事業

その他事業においては、第一フロンティア生命保険株式会社等当社グループ会社からの配当金収入が減少したこと等により、経常収益は前年同期に比べて642億円減少し、2,159億円(前年同期比22.9%減)となり、セグメント利益は前年同期に比べて649億円減少し、1,962億円(同24.9%減)となりました。