資産運用・
アセットマネジメント事業
(アセットマネジメント事業)

環境認識・基本戦略

当社は、みずほフィナンシャルグループと設立したアセットマネジメントOne、米国・欧州を中心にグローバルに事業を展開するジャナス・ヘンダーソングループ(ジャナス・ヘンダーソン)を通じて、国内外でアセットマネジメント事業を展開しています。
アセットマネジメント市場は、世界全体で9,000兆円を超える巨大な市場であり、先進国におけるリタイアメントニーズの高まりや新興国の経済成長などにより、市場は引き続き高い成長が見込まれています。
当社は国内外のアセットマネジメント事業への参画によって、高い市場成長性やアセットマネジメント会社の高い収益性の享受を目指しています。また、アセットマネジメント会社が持つ専門的で高度な資産運用能力を国内外のグループ生保会社へ供給し、運用受託や商品の共同開発を行うなど、当社独自のグループシナジーを追求しています。

アセットマネジメント事業の変遷

図:アセットマネジメント事業の変遷

(注)受託資産残高は、2018年3月末の為替レートで円換算

「D-Ambitious」の振返り

アセットマネジメントOne、ジャナス・ヘンダーソンの発足により、当社アセットマネジメント事業は、世界の主力市場の成長性を享受できる3極体制(日・米・欧)となりました。
第一生命、第一フロンティア生命への運用能力の供給拡大や、米プロテクティブに対する運用能力の供給開始など、グループ内でのシナジーも順調に拡大しています。例えば、アセットマネジメントOneと第一生命が共同開発したソリューション提供型商品(特別勘定向け)の受託実績は順調に増加しています。

ソリューション提供型商品受託実績
(第一生命・特別勘定)

グラフ:ソリューション提供型商品受託実績(第一生命・特別勘定)

「CONNECT 2020」の
戦略・取組み

アセットマネジメントOneとジャナス・ヘンダーソンは、統合後マネジメント(Post Merger Integration)の完了を見据え、今後は統合によるシナジーを発揮し、利益成長を目指すステージへと移ります。
当社は、2018年5月にジャナス・ヘンダーソンの関連会社化を完了し、今後は、アセットマネジメントOneとともに両社の高い利益成長を享受し、グループへの利益貢献を拡大していきます。
また、両社間では、運用商品や販売チャネルを相互に活用し、投資信託の相互販売の拡大や運用商品の共同開発などにより、さらなる連携強化を図ります。加えて、国内外グループ生保会社に対し、競争力のある運用能力・ソリューションの供給を拡大し、グループシナジーの創出に向けた取組みを加速していきます。

図:お客さま、グループ各社へのCONNECT

統合効果の最大化による
利益貢献の加速

統合効果の最大化などにより、アセットマネジメント事業の修正利益は大幅に増加する見通しであり、グループシナジーの創出も含め、当社グループ全体の利益成長を牽引します。また、中長期的にもさらなる収益拡大を目指します。

アセットマネジメント事業
修正利益

グラフ:アセットマネジメント事業修正利益
図:お客さま、グループ各社へのCONNECT

QOL向上への貢献を通じた社会価値の創造

アセットマネジメント事業の両社と国内外生保事業のグループ各社がより強くCONNECTすることで、より多くのお客さまの資産形成ニーズなどにお応えし、QOL向上への貢献を通じた社会価値創造の拡大を目指します。

アセットマネジメント事業の役割

図:アセットマネジメント事業の役割
  • 1.貧困をなくそう

    人生100年時代の
    安心した老後

  • 8.働きがいも経済成長も

    保険普及等による
    生活の安定