責任投資の基本方針

目指す姿

グループ中核会社の第一生命では、生命保険の商品・サービスを通じてお客さまの一生涯に寄り添うことに加え、資産の運用においても、お客さまの生活を支えることが使命であると認識しています。こうした中、資産運用における重要な取組みの一つに責任投資(ESG投資・スチュワードシップ活動)を掲げ、中長期的な投資リターンの獲得と持続可能な社会の実現を目指して、取組みを進めてきました。
2022年4月に「責任投資の基本方針」と2024年度末までの目標となる「責任投資の中間取組方針」を策定しています。
また、「責任投資の基本方針」に基づき2022年9月に「トランジション・ファイナンスに関する取組方針」を、「責任投資の中間取組方針」に基づき単年度目標として「2023年度責任投資の取組方針」を定めています。
第一生命は、これまでも、全国のお客さまからお預かりした資金を幅広い資産で運用する「ユニバーサル・オーナー」として、各時代における社会課題に向き合い、長期資金の供給を通じて日本経済の成長に貢献してきました。今後も引き続き、「責任投資の基本方針」および「責任投資の中期取組方針」に基づいて社会課題の解決に向けた責任投資を強力に推進することを通じて、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。

責任投資の基本方針(255KB) PDF
責任投資の中期取組方針(2024年度迄)(873KB) PDF
トランジション・ファイナンスに関する取組方針(703KB) PDF
2023年度 責任投資の取組方針(634KB) PDF

第一生命の責任投資に関する詳細な取組や推進体制については、以下のリンク先をご覧ください。
責任投資方針 モーダルダイアログで開く
責任投資活動報告 モーダルダイアログで開く

ESGインテグレーションの取組み

第一生命では、各アセットの流動性や特性を踏まえ、アセット毎に最適なESGインテグレーションを行い、投資判断に組み込んでいます。

ESGインテグレーションの取組み

排出量削減目標

グループ中核会社の第一生命では気候変動問題の解決を責任投資における最重要課題と位置づけ、2021年2月に国内で初めて「ネットゼロ・アセットオーナー・アライアンス」に加盟し、2050年までにカーボンニュートラルな運用ポートフォリオへ移行することを対外的にコミットしました。
上場株式・社債・不動産ポートフォリオにおけるGHG排出量を2025年までに25%削減(2020年比)する目標を設定するとともに、TCFD提言に基づくポートフォリオのGHG排出量の状況分析を行っています。
この削減目標は、第一生命が加盟するネットゼロ・アセットオーナー・アライアンスの目標設定プロトコルで目標設定が推奨されているアセットの中間目標を策定しています。
同アライアンスでは、気候変動シナリオの分析を通じて、2050年ネットゼロ経路に沿った2025年の中間削減目標のレンジを設定しており、本目標は同レンジ内であることから、科学的に根拠のある目標水準であると考えています。
また上場株式・社債・不動産ポートフォリオ・融資ポートフォリオにおけるGHG排出量を2030年までに50%削減(2020年比)する中間目標を新たに設定しており、2050年ネットゼロの実現に向けて着実に取組を進めています。

ご意見・ご感想をお聞かせください 新規ウィンドウで開きます